あなたの愛はどのタイプ?6つの恋愛タイプとその特徴
恋愛の形は一つではない
恋愛には様々な形があります。
まるで友人のような恋愛を楽しむ人、遊びのような関係を楽しむ人、愛の形を挙げていけばキリが無いようにも思えるかもしれません。
ですが、こうした愛の形を分類していけば、大きく分けて6タイプに分かれるのではないかとされており、「ラブ・スタイル類型論」と呼ばれています。
では、それぞれの愛の特徴はどのようなものでしょうか?
そして、それぞれの愛の関係はどのように違うのでしょうか?
6タイプの愛の形
6種類の愛の形とその特徴を以下にご紹介します。
エロス: 情熱的で性愛的。身体的魅力や、強い感情、相手の容姿を好み、2人の関係は他の人との関係とは変えられないものだと感じる。
ルダス: ゲーム感覚で、深くは関わらない愛。パートナーを騙すコミュニケーションであり、正直さに欠ける。人は、この恋愛をしている事を認めないが、実はかなりの数の大学生が、相手を選別する過程でルダス的な行動を見せる。
ストーゲイ: 友情のような愛。エロスのような燃え上がる恋愛とは異質。落ち着いた控えめな愛情。
プラグマ: 実利的で計算高い愛。まるで、結婚相談所のシステムのリストから優れた相手を見つけ出すかのように恋愛をする(収入が高い、家柄が良い、優しいと皆に言われているetc……)。
アガペ: 愛他的で惜しみなく与える愛。自分の愛する人物の安定を自分の安定よりも優先する自己犠牲的な愛。長期的な関係では、一般に減少する。
マニア: 偏執狂的な愛。快楽と苦痛を繰り返す病的な愛であり、マニア的な愛を強く感じた時には、大抵その愛はうまくいかない。
あなたの今の愛の形は6つの内どれに当てはまりますか?
愛の形はその時その時の恋愛関係によって変化します。
一方で、個人によって生じやすい愛の形もあります。
それでは、それぞれの愛の関係はどのように進展していくのでしょうか?
ラブ・スタイルと経験しやすい愛
どのスタイルを持つかによって経験しやすい愛の形が違うことが調査結果から分かっています。例えば、エロスやマニアの高い人は、本格的で強力な愛を感じやすい傾向があります。
一方で、プラグマの人は穏やかな恋愛しか経験できません。そして、ルダスの高い人は恋に落ちることはありません。
ラブ・スタイルと性的態度
他にも、ラブ・スタイルによって性への態度も異なります。例えば、ルダス的な人は、しばしば性的なことに寛容な態度を見せます。一方で、エロスの人は、性的なことに理想を抱き、分別のある性行為を望みます。
ラブ・スタイルと関係への満足感
ラブ・スタイルは関係への満足感や関係の持続とも関連します。
男女ともにエロスが関係の満足感の増加を高め、ルダスは満足感を減少させるとされています。また、女性にとってはマニアも満足感を減少させるようです。
そして、二か月後に調査した時点で、まだ別れていなかったカップルでは、2人のラブ・スタイルがエロスに近いことが分かっています。
このように、個人個人が持つラブ・スタイルと男女の関係には大きな関連性があるのです。