料理は見た目も大事?「味が良ければ見た目はどうでもいい」…なんてことはない!
料理を出来る人は男性でも女性でもモテる
近年、国内で行われてきた調査では、恋愛において「料理」というワードは重要なキーワードの1つになっています。
例えば、女性に対して多くの男性が「料理が出来た方が良い」という願望を抱いており、一方で女性の側からも男性が料理を趣味にしていると好感度が高いと評価していることが分かっています。
昔は、「男のハートを掴むためにはまず胃袋を掴め」などと言われてきましたが、現代では、男女関わらず異性の胃袋を抑えることは、恋愛において重要な要素であると言えるでしょう。
では、一体どんな風に料理を作ればよいのでしょうか?
味が良ければ見た目はどうでもいい?
「料理は見た目じゃないハートだ!」「結局胃袋に入ってしまうのだから、見た目はどうでもいい」「男の料理は見た目にこだわらないもの」なんて言葉を耳にしたことがないでしょうか?
私たちは料理の味と見た目は全く別のものであると考えているようです。
ですが、実は多くの研究から見た目は味の感じ方にも大きく影響することが分かっています。
面白い実験があります。
ワインのプロであるソムリエに、赤く着色した白ワインを飲んでもらい、その味を表現してもらうと、「ベリーのような味」といったように、まるで赤ワインをテイスティングしたかのような評価を下したのです。
同じ白ワインを着色せずにテイスティングした時には、「はちみつのような味」といったように白ワインを表現する言葉を使ったにもかかわらずです。
私たちの味覚は視覚、つまり見た目に大きく左右されています。それはプロでも変わりません。
「見た目が悪くても味は変わらない」なんてことはありません。
むしろ、狙っている異性に提供する料理だからこそ、美味しそうな見た目にすることを心がける必要があります。
ひょっとすると、見た目に騙されて味の評価の方も甘くなるかもしれないのですから。
食器にもこだわってみる
料理を美味しく見せる秘訣は、「美しく飾り立てること」であると書きました。
つまり、料理の味には食器も重要な要因であると言えます。
同じ缶チューハイを飲むにしたって、それを一度ワイングラスに移してみる、裂きイカやチョコレートをつまみに食べるにしても、袋のまま提供するのではなくて、一度白く美しい皿の上に置いてみるetc……。
たったそれだけのことが、私たちの気分や味の評価に大きく影響します。
たかが見た目、されど見た目ということで、そこらの100円均一で購入してきた器でも構いませんが、せっかくであれば、狙っている異性に提供するための器をいざという時のために準備しておくぐらいのことはやっておいても損はないでしょう。