食事の量から親密度を測る?親密さと食欲の関係
女性は魅力的な人の前では食欲が減退する
デートを何度もすれば、2人で食事をする機会も少なくないかと思います。
その際、特に女性を相手にするとき、相手の食事の量は、その女性が自分に対して魅力を感じているかどうかを測るための1つの目安になります。
心理学の実験では、クラッカーを食べながらインタビューを受ける状況を設定し、その際に同性のペアか異性のペアと組ませ、参加者が何枚クラッカーを食べるかを測定しました。
すると、異性のペアと組んだ時、男性の参加者も女性の参加者もクラッカーを食べる枚数が減ったのですが、特に女性の参加者において、ペアを組む男性が魅力的であるほど少食になる傾向が強まることが分かりました。
これは、女性にとっては少食であることが女らしさの象徴になっていることが原因だとされています。
つまり、一緒に食事をするときに、相手の女性が食事を控えるような傾向があれば、相手はあなたに好意を抱いている可能性が高いと言えます。
もちろん、単純にその方が少食なだけだったり、体調が悪かったりするだけかもしれないので、たった一度の食事で決めつけないようにする必要はあるでしょう。
親密さが深まると食事量は増加する
ただ、このように「これから仲良くなろうとする」男女の間では食欲が減退するのですが、家族や友人のように親しい人と一緒に食事をした場合は、むしろ食事の量は増加することが分かっています。
これは、親しい人との食事では食事時間が長くなり、食事をするペースも速くなるからだとされていること、また、親しい人との食事は安心感をもたらし、食物を美味しく感じさせるという効果があるからだとされています。
つまり、それほど親しくない段階の男女とは異なり「自分を魅力的だと思ってもらいたい」という欲求が減少し、2人の間には安心感が生まれるので食事量が増加するのだとされています。
ですので、交際してからだいぶ時間が経過した男女の間で「私たちの関係は上手くいっているのだろうか?」と悩むことがあれば、一緒に食事を取って相手がどの程度食べているか、食べている間に2人の間に会話があったかなどを観察して見て下さい。
もしも相手が気軽に話をしながらあなたと食事をし、お腹いっぱいご飯を食べているようであれば、2人の関係は上手くいっていると思って問題ないでしょう。
まとめ
冒頭でも述べたように、それほど関係の進展していない男女では、特に女性の食事量が少なくなっているかどうかを観察する必要があります。
一方で、2人が交際して長い時間が経過している、あるいは結婚しているような関係では、お互いの食事量が増加しているかどうかを親密度の基準にしてみましょう。