恋をするための心理学Q&A

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男性に甘える時には、さりげなくボディタッチをする

人間は他人に触れられると喜ぶ生き物

人間は、生まれながらに誰かに抱きしめられて育ってきた生き物です。

 

そのため、私たちは誰かに触れられたり、抱きしめられたりすると、強い信頼感を感じるようになります。

 

実際に、心理学の研究からも、人間は他人に触れられると、その相手に対して温かさや、親しさ、信頼感といった良い印象を抱くことが知られています。

 

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出典:拥抱 | Flickr - Photo Sharing!

 

触れられるとその人を助けたくなる

こうしたことから、人間は他人に触れられると、その人に好意を感じ、援助したくなる生き物だとされています。

 

 

もちろん、全くの他人であれば触られても不快なだけですが、ちょっと世間話をする、あるいはアンケート調査をする程度の会話であっても一度コミュニケーションをした相手から触れられると、私たちは相手を助けたくなるとされています。

 

実際、研究では、アンケート調査の後に相手の手にさりげなく触れると、触れなかった時よりも、調査者が落としたアンケート用紙を一緒に拾ってくれる確率が高まることが報告されています。

 

他にも、ウェイトレスが客の腕に軽く触って請求書を出すと、チップがたくさんもらえたという報告もあります。

 

似たような場面として、皆さんも、レジで店員に手を握っておつりを返されたときに嬉しい思いをしたことがあるかもしれません。

 

特に男性は女性に触られると弱い

このように、相手からの援助を引き出す上で、身体に触れるというのはすごく重要な役割を果たしているのですが、興味深いことに「触る人が女性だったとき」に身体的接触はより強く援助を引き出すとされています。

 

そして、その援助は触られる人が男性であった時に最大になるのです。

 

つまり、女性が男性に触っておねだり、あるいは助けて欲しいと依頼すると、多くの男性はその女性に好意を抱き、その女性のことを「助けたい!」と強く思うようになるのです。

 

こうしたことから、女性が男性に依頼する時には、あえて相手の身体に少し触れてみるという事が重要だと言えるでしょう。

 

注意点

しかし、相手の身体に触る際、注意すべき重要な点があります。

 

それは「男性の肩に触れないようにする」ということです。

 

肩を触るという行為は、立場が上の者が下の者にする行為とみなされており、逆に怒り感情や馴れ馴れしいという印象を生じさせてしまうかもしれません。

 

彼氏や夫のように、よっぽど親しい関係以外では基本的に肩に触れるのは避けた方がいいでしょう。

 

おねだりの際に体に触れる場合は、基本的に男性の腕に触れるのが最も効果的だとされています。

 

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