親密な関係を維持するために、男性は彼女に触れよう
人は人に触れたがる生き物
「人に触れられる」という事は人間にとって大きな意味を持ちます。
人間は生まれながらに母親に抱かれ、育てられることで強い安心感を覚える生き物だからです。
そして、人間は成長し、独り立ちをすることで、母親ではない人々に触れられることを求めるようになります。
それが恋愛のパートナーです。
そのため、私たちは親密な異性から触れられていると強い安心感や喜びを感じるようになります。
実際、情熱的な恋愛をしているカップルでは、男性でも女性でもパートナーに対してよく触れるようになるのです。
仲の良い異性に触れたがる女性と、仲良くなるために触れたがる男性
ですが、興味深いことに、男性と女性では、パートナーに触れたがるようになる時期が異なることが報告されています。
一般に、女性は、既に結婚しているような「親密になったパートナー」に対して触れることが多いのに対し、男性の場合、気軽なデートをするような「これから親密になりたいパートナー」に対して触れることが多くなります。
そのため、夫婦の間では女性から男性に、まだ付き合いたてのカップルのような関係では男性から女性に触れていくような行動が多くなるようです。
男性側は女性へのタッチングに気をつけよう
この男女の違いは、特に男性側にとって重要になります。
例えば、男性は親密な関係になるまで無暗に女性に触れるのは避けた方がいいかもしれません。
たとえ相手があなたのことを好きだったとしても、まだ触れられることには抵抗があるかもしれないのですから。
もっと重要なこととして、結婚してから、あるいは親密な関係になってからも、男性は女性に触れてあげた方が良いかもしれません。
男性は、親密な関係になった異性に対してあまりタッチングをしないかもしれませんが、タッチングは最初に述べたように、お互いの関係にとって重要なことです。
「そんなことぐらいで……」と思われるかもしれませんが、こうした細かいことが夫婦や親密な関係の維持にとっては重要と言えます。