恋をするための心理学Q&A

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恋人に理想を抱きすぎると恋愛関係は早く終わる

恋愛において理想は大事

恋愛関係は当然、パートナーの相手に対して良いところを見出したからこそ始まるわけです。

 

実際、恋愛を始めたばかりのカップルに対して「あなたのパートナーのどんなところが好きですか?」と尋ねれば、おそらく多くの人はパートナーの様々な良い特徴を挙げてくれるでしょう(もちろん、それが本当に正しいかどうかは分かりませんが……)。

 

実際、こうしたパートナーに対して期待をしていたり、信頼をしていたり、パートナーには良いところがたくさんあると考えているカップルは関係に満足しやすく、関係が長続きしやすいことが分かっています。

 

ただし、これはあくまで「適度に」パートナーを信頼していることが大事だとされています。

 

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パートナーを信頼しすぎることは禁物

心理学の研究から、恋愛関係においてパートナーのことを「全面的に肯定的」に捉えると、恋愛関係が早く終わりやすいことが指摘されています。

 

人間には「完璧な人間」はいません。

 

例えば誰にでも優しい彼氏が突然、優柔不断な人に見えたり、八方美人な人に見えたりすることもあるでしょう。

 

あるいは、キビキビとした彼女が突然、冷たい人に見えることもあるでしょう。

 

そのため、パートナーに対してあまりに高い理想を抱いていると、ちょっとした欠点を見つけただけで、そのパートナーに対する愛情が薄れてしまうのです。

 

高い理想を抱きやすい人々

例えば、自分に対してあまり自信がなく、パートナーが自分をケアしてくれるか不安を抱きやすい人は、パートナーに対して高すぎる理想を抱きやすいとされています。

 

こうした人たちは、「自分に接してくれるなんて、なんて素晴らしい人なんだ!」と考え、パートナーを理想化しやすい傾向があります。

 

そして、パートナーに何か欠点があることを見つけるや否や、パートナーに依存することを避けるようになり、パートナーを混乱させるという事態を導きます。

 

ですので、繰り返しになりますが、こうした人々は「完璧な人間」などはいないということを意識することで、恋人との関係を長続きさせることが出来るかもしれません。

 

 

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