なぜ男性は清潔感のある恰好をしなければいけないのか?

女性は汚いものに敏感

一般に、女性にモテるためには、男性は顔の良し悪しよりも、まずは綺麗な恰好をすることが重要だと言われます。

それは、男性よりも女性の方がパートナーに対して清潔であることを求めるからです。

例えば、ペットの毛がたくさんついた服を着てくる、選択していない服を着る、洗髪していないように見えるほどベタベタの髪でデートに来るなどは論外です。

ここまでひどいものでなくとも、男性は女性に比べ「毛の手入れをしない」「服が多少汚れていても気にしない」「紙をセットせずにボサボサのままにする」といった傾向が見られます。

他にも女性を部屋に呼ぶ時に、「髪の毛をコロコロで掃除しない」「飲み残しのペットボトルを何本も置きっぱなしにする」「布団が万年床」であることなどを気にしない男性も少なくないでしょう。

こうした不衛生な行動は男性同士ではそれほど問題にならなくとも、女性の前では時として大問題になりえます。

なぜ女性はそんなに清潔さに敏感なのか？

女性がこれほど清潔さに敏感な理由として、古来から、女性が子どもを産む存在であったことが原因だろうと考えられています。

男性と女性の性別的な役割という視点で見るなら、男性の役割は生殖することであり、女性の役割は子どもを産むことです。

その際、女性は何よりも子どもを守ることに敏感でなければなりません。

このことから進化論では、女性は子どもを守るために何らかの感染源になるような「汚い」ものに対して敏感になったのだと言われています。

男性側は「そんな程度のこと気にしなくても……」と思うかもしれませんが、女性側にとってみれば、清潔でないということは、進化的に組み込まれた強い嫌悪感を催すレベルのことなのです。

恋愛においては男性が意識を変えること

実際、こうした問題はかなり生理的なものなので、「女性の側に汚いものを我慢してください」と言うわけにはいきません。

男性は、女性にモテたいと思うのであれば、まず何よりも清潔である事に気を使いましょう。

さらに、この問題は女性が妊娠をしたときにも強く表れてきます。

女性は妊娠した時、妊娠する前よりも様々な感染を引き起こすような、生もの、フルーツ、お肉などが食べられなくなります。

他にも、妊娠中には今まで触れていたものが急に汚いものに見え触れなくなったりします。

男性側には理解しがたいことですが、女性にとっては、それこそ生理的なレベルで嫌なことですから、ちゃんと配慮してあげるようにしてあげましょう。