自信が無い人が恋愛において自信があるように見せる方法
「人間は自身のある人の方が好かれやすい」「容姿が悪い人がモテないのは、容姿が悪いことそのものよりも卑屈な行動が原因だ」といった言葉は皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
確かに、心理学の研究でも容姿が良いかどうかよりも、自信のある振る舞いをしている人の方が魅力的に評価されやすいことが分かっています。
それでは、人々は一体どこから目に見えない他人の「自信」を判断しているのでしょうか。自信のある人物に見えるようにするにはどのように振舞えばいいのでしょうか。
自信の無い人の動き
自信のある人についてお話する前に、まずは自信の無い人がどんな行動をするのかについてご紹介しましょう。
心理学では、以前から痴漢に遭いやすい女性は自分に自信が無い傾向があることを発見してきました。そこで、色々な女性に歩いてもらった映像を男性に見せて、誰が最も「痴漢のターゲットとして魅力的か」を判断してもらったのです。
すると、確かに男性たちは「自分に自信が無い」と言っていた女性たちの歩き姿を痴漢のターゲットとして魅力的だと評価していました。それでは、自分に自信の無い女性はどんな動きをしていたのでしょうか。
それは姿勢が悪く、動きがぎこちなく、ゆっくりとした歩き方です。このように、自分に自信の無い人は動きが緩慢でぎこちない傾向があります。
自信のある人の振る舞い
さて、これで自信のある人の動きが分かりやすくなったかと思います。そうです。自分に自信がある人は姿勢がしゃんとしており、動きがはきはきとしており、素早い動きをしているのです。
これは話し方にも同様の事が言え、言いよどみが少なく、それなりの声量でハキハキと話す人は自分に自信のある人と判断されやすくなります。
企業の面接官は、応募者がドアを開けてイスに座るまでの間に採否を判断すると言いますが、まさにこういった非言語的な要素を無意識のうちに利用して判断しているのかもしれません。
まとめ
人間は異性の魅力を判断する際、客観的な容姿だけではなく、目に見えない自信などといった要素に惹かれる場合もあります。時には、見た目の容姿以上に自信が効果を持つときもあります。
私たちは他人の自信の程度をその行動から読み取ります。例えば、それは動きや話し方が緩慢かどうか、ぎこちなくないか、スムーズかといった要因です。
当然ですが、「自信」というものは目に見えるものではありません。ですので、本当に自信をつけることはできなくても、他人から自信のある人物であるように見せることはできます。
「自分に自信が無い」と自覚している人、他人から「あなたって自信がなさそう」と言われたことのある人は、自分の話し方や非言語的な動きに少しだけ意識を向けてみるとよいかもしれません。
