男性は赤い服や小物を身に着けている女性を好きになる?
赤は“危険”と“性”の色
人間は赤いものに強く注意を惹かれる生き物です。例えば、闘牛士が赤いマントを使っているのは、牛を興奮させるためではなく人間を興奮させるためであるというのは有名な話でしょう。
なぜ人間はこんなにも赤色に惹かれるのでしょうか。
その1つの理由は、赤というのは血の色だからです。そのため人間はどうしても赤い色から目が離せなくなります。
そして、もう1つの理由は赤というのは性に関わる色だからです。それによって人間は赤い色を見ると、ただ気持ちが昂るだけでなく性的な興奮を覚えることもあります。
こうしたことから、赤い色を上手く使うことが出来れば、自分を異性に対してアピールするためにかなり有効な手段に成り得ます。
女性と赤の関係
特に、女性において赤い服や赤いものを身に着けている人は、男性から性的に魅力的だと評価されやすくなります。
それどころか、こうした効果は女性同士でも起こり、赤い服を身に着けている女性は同じ女性からも性的な人だと評価されやすいとされています。
余談ですが、パートナーを持つ女性は他の赤い服を着た女性を見ると、その人からパートナーを遠ざけようとするそうです。なぜなら、その人に自分のパートナーが「奪われて」しまうかもしれないからです。
話がそれましたが、そのぐらい女性にとって「赤」とは自分の性的な魅力をアピールするために重要な要素だと言えます。
なぜ、人は赤を身に着けた女性に興奮するのか?
そもそも、なぜ男性たちは赤いものを身に着けた女性に興奮するのでしょうか。
先ほど、赤は血の色だと言いました。そのため、人間は赤い色を見ると危険信号だと認識するように出来ています。信号機の「止まれ」が世界中で赤い色をしているのは偶然ではないのです。
そのため、赤い色を見た人間の体内では、脈拍が増加し、心臓がドキドキするといった危険に備える反応が見られるようになります。
この状態は何かに似ていませんか?
そう、まさに恋をしているような状態と同じような体の反応が、赤を見た時には見られるのです。
こうした体の反応が、赤いものを身に着けた女性を魅力的に見せる原因の1つだと言えます。
どこに赤を取り入れるのか
ただし、重要なのが赤い色をどこに取り入れるのかという問題です。
もちろん、赤い上着や、赤いパンツを履いてもいいのですが、赤というのは膨張色の1つです。膨張色は体を大きく見せることで知られています。
ですので赤を取り入れるとしたら、靴やバッグといった小物、あるいは、ルージュ(口紅)に取り入れるといった方法も効果的でしょう。
赤は上手く取り入れられればすごく効果的なので、ぜひ自分に合った使い方を考えてみて下さい。