美しい顔になるにはどうするか?
“顔が美しい”とはどういう事か?
そもそも、私たちはなぜ人の顔を見て、イケメン・美人と感じるのでしょうか?
心理学では、左右対称の顔が美しい顔だと評価されることが分かっています。
左右対称の顔は、寄生虫や病気や怪我によって簡単に変化してしまうので、左右対称の顔であることは体が健康で、免疫的にも強いことを示す1つの目印だからです。
こうした顔は、「健康な生活をし」「運動を欠かさず」「化粧をし」「左右どちらかの歯だけで食べ物を噛まない」ことなどによってある程度作ることが出来ますが、基本的には生まれつきのものです。
出典:だらごろぱんだ
後から美しい顔にはなれないのか?
では、私たちは「美しくなる」ことはできないでしょうか?
実は、全く手段が無いわけではないのです。
もちろん、整形などではありません。
重要なキーフレーズは、私たちは他人の顔を写真で見ているわけではないということです。
つまり、日常での顔の美しさにはその動き、つまり表情の動きが重要なのです。
まず、皆さんは普段からどれだけ笑顔でいることを心がけているでしょうか?
普段から笑い続けていると、私たちの顔は「魅力的な顔」に近づいてきます。
これは精神論などではありません。
具体的には、目じりに細かいシワができ、口角に笑いジワができるようになります。
シワというとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、私たちはむしろ笑いジワに関しては好意的に評価することが分かっています。
先ほどの写真も、左右対称で美しい顔であるはずなのに、笑いジワがないせいで、「確かに美人だけど……」と、どこか冷たい印象を受けた人も少なくないのではありませんか?
つまり、美しい顔になるには普段から笑いを心がけることが重要と言えます。
具体的にはどんな笑顔が「美しい」のか?
そして、もう一つ重要な点として、皆さんは「自分の笑顔が理想的な笑顔か」を気にしていますか?
理想的な笑顔とは以下のような状態です。
出典: Omron Japan
通常、無意識のうちに作り笑いばかりしていると、口角のシワがあるのに、目じりにシワがないという不自然な顔が出来上がってしまいます(政治家の顔を分析するとよくこのタイプの顔になります)。
つまり、理想的な笑顔を無意識のうちに作り出すのは、訓練を積まなければ難しいのです。
もしも魅力的な顔を作りたいという人は、鏡を見てちゃんと訓練しましょう。
美人になるには、こうした地道な努力も必要です。